東京センチュリー、飯塚のFIP太陽光で6MWh蓄電池を運転開始

東京センチュリーは福岡・飯塚第一メガソーラーで出力1.5MW・容量約6MWhの併設蓄電池を運転開始。FIP移行と出力制御対策の意味を整理します。

東京センチュリーは2026年10月1日、福岡県飯塚市の『福岡・飯塚第一メガソーラー発電所』で、太陽光発電所に併設した蓄電池の運転を開始しました。太陽光は出力1,990kW、蓄電池は出力1,500kW・容量約6,000kWhです。FITからFIPへ移行し、出力制御時の充電と、供給量が少ない時間帯の放電を組み合わせます。

太陽光発電所に蓄電池、PCS、変圧器を併設した設備のイメージ
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1.99MW太陽光に1.5MW・6MWhを併設

発電所は京セラTCLソーラーが運営・管理する福岡・飯塚第一メガソーラーです。蓄電池の出力1,500kW、容量約6,000kWhを単純に割ると4時間相当ですが、これは設備比率の目安です。使用可能SOC、変換損失、補機電力、温度条件を含む連続放電時間を保証する数字ではありません。

東京センチュリーグループでは、2024年6月に熊本・荒尾メガソーラーでFIP併設蓄電池の運転を開始しており、今回が2件目の運転開始案件です。飯塚では2025年に設置計画を公表し、今回実運用へ移りました。

公表された設備概要
項目内容
運転開始2026年10月1日
場所福岡県飯塚市
太陽光出力1,990kW
蓄電池出力1,500kW
蓄電池容量約6,000kWh
制度FITからFIPへ移行
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出力制御時の電気を別の時間へ移す

FIPでは発電した電気を市場などで販売し、市場連動の収入へプレミアムを加えます。蓄電池を併設すると、出力制御が行われる時間帯に太陽光の電気を充電し、電力供給量が少ない時間へ放電する選択肢が増えます。

ただし、出力制御で失うはずだった電力量をすべて回収できるわけではありません。制御指令、蓄電池の空き容量、PCS出力、連系点の上限、充放電損失、放電時の市場価格を30分単位で確認する必要があります。

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運転開始後は実績値の分解が重要

設備の事業性は、回避できた出力制御量、放電売上、FIPプレミアム、需給調整市場の収入を分け、充電電力、損失、補機、劣化、通信・運用、保守を差し引いて評価します。同じkW・kWhを複数の用途へ重ねて計上しません。

今回の発表では、年間充放電量、出力制御回避量、売上、劣化費、契約条件は公表されていません。運転開始という事実と、将来の収益効果を区別して読む必要があります。

POINT

この記事のまとめ

飯塚の1.99MW太陽光で1.5MW・約6MWhの蓄電池が運転開始。FIP移行後の出力制御対策になるが、効果は30分単位の充放電、損失、価格、劣化を分けて検証する。

REFERENCES

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本記事は各社・公的機関が公表した情報をもとに、一般的な検討ポイントを独自に整理・解説したものです。掲載組織との提携・推奨関係を示すものではなく、個別案件の設計・法令判断を代替しません。設備条件や最新制度は案件ごとにご確認ください。

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