中部電力と小又建設が共同出資する合同会社KC-22インベストメントは2026年10月1日、青森県八戸市で『野場太陽光発電所』の営業運転を開始しました。発電出力は1,990kW、想定年間発電量は約340万kWhです。売電先、FIT・FIPなどの制度区分、建設費、設備仕様は公表されていません。

八戸市で1,990kWの太陽光が稼働
発電所の所在地は青森県八戸市大字櫛引字野場です。中部電力の公表によると、2026年10月1日に建設工事を完了し、同日から営業運転を開始しました。想定年間発電量の約340万kWhは、同社換算で一般家庭約1,100世帯分に相当します。
事業主体は、中部電力の完全子会社であるCEPCO-Rと小又建設が出資する合同会社KC-22インベストメントです。発表では、パネル枚数、PCS容量、連系電圧、出力制御方式、売電契約の相手先までは示されていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業運転開始 | 2026年10月1日 |
| 所在地 | 青森県八戸市 |
| 発電出力 | 1,990kW |
| 想定年間発電量 | 約340万kWh |
| 事業主体 | 合同会社KC-22インベストメント |
容量利用率は単純計算で約19.5%
公表値の年間340万kWhを、1,990kW×8,760時間で割ると、設備利用率は単純計算で約19.5%です。これは公表された出力と想定発電量から編集部が算出した目安で、実績値ではありません。積雪、日射、出力制御、停止時間、設備損失によって実際の発電量は変わります。
北日本の太陽光案件では、年間発電量だけでなく、積雪時の発電低下、架台荷重、除雪・進入路、凍結、通信回線、出力制御の条件を運転開始後も確認します。今回の発表だけから、事業収支や売電単価を推定することはできません。
大手電力がエリア外で発電事業へ出資
今回の所在地は中部電力の供給区域外に当たる青森県です。電力会社が自社エリア外の地域企業と事業会社を組成し、発電資産を保有・運営する案件として確認できます。
一方、公表情報にないFIT・FIPの区分や電力の販売先、環境価値の帰属は断定できません。運転開始後に評価する場合は、実発電量、出力制御量、停止率、保守費、売電・環境価値の契約を分けて見る必要があります。
POINT
この記事のまとめ
中部電力などが出資する事業会社は、八戸市で出力1,990kW、想定年間発電量約340万kWhの野場太陽光発電所を運転開始。制度区分や売電先は未公表で、事業性は公表値だけでは判断できない。
参考にした一次情報
本記事は各社・公的機関が公表した情報をもとに、一般的な検討ポイントを独自に整理・解説したものです。掲載組織との提携・推奨関係を示すものではなく、個別案件の設計・法令判断を代替しません。設備条件や最新制度は案件ごとにご確認ください。
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